CBS知の共創プロジェクト
「共創ラボ」

CBS知の共創プロジェクト「共創ラボ」の募集

2023年8月1日

理化学研究所 脳神経科学研究センター(理研CBS)は、様々な科学コミュニティの研究者とともに挑戦的な研究に取り組む「共創」の枠組みを構築・拡充することを目指し、2025年度より本格的に稼働する「CBS知の共創プロジェクト」の一環として、開かれた連携研究の窓口「共創ラボ」を2023年度にスタートしました。この度、2024年度開始の共創ラボの研究提案を募集いたします。


「共創ラボ」とは?

  • 最先端の脳神経科学研究、挑戦的な融合課題をCBSと共同で実施したい!
  • CBSの研究成果・機器・解析技術を用いた共同研究・試験研究をしたい!

このようなコミュニティの様々なニーズにマッチしたCBSとの連携研究を推進します。若手を含む多様なキャリアレベルの理研外研究者のニーズとCBSが保有するシーズ1)のマッチングを行い、挑戦的な研究課題を公募形式で採択します。特に、脳科学と異分野間の連携研究2)やCBS特有の実験機器・リソース・解析プログラムを用いた革新的共創研究を歓迎します。

1)CBSが保有するシーズの例: 7テスラMRI・3テスラMRI、超広視野二光子顕微鏡、TissueCyte、電子顕微鏡、マウス行動解析バッテリー、マーモセットをはじめとする実験動物リソース、CBSオリジナルの実験ツール・解析技術・データベース・解析プログラムなど。
CBSにおける研究技術の牽引ならびに支援組織として活動する研究基盤開発部門(RRD)より提供可能なシーズ・リソースについてはこちら

2)脳科学と異分野間の連携研究の例: 脳科学とAI、脳科学と心理学、脳科学と人文科学、脳科学とヒト疾患、脳と多臓器連関、脳科学とデバイス開発など。



2023-2025年共創ラボ度採択課題


脳卒中患者の機能回復におけるリハビリテーションと睡眠の役割の解明

慶應義塾大学医学部
リハビリテーション医学教室
川上途行准教授

CBS
認知睡眠学理研白眉研究チーム
玉置應子チームリーダー



ニューロン個性遺伝⼦コード標識と操作による⼤規模神経活動記録を⽤いた
神経ネットワーク構造の解析

大阪大学大学院
生命機能研究科
八木 健教授

CBS
触知覚生理学研究チーム
村山正宜チームリーダー