脳科学と工学の融合によるニューロリハビリおよび新分野の開拓。
國吉 康夫, Ph.D.
理研CBS-トヨタ連携センター (BTCC) 連携センター長
yasuo.kuniyoshi [at] riken.jp
研究内容
当センターは、脳科学と技術の統合によって生み出される可能性に挑戦し、それを通して未来社会のためのイノベーションを創出することを目指して、理化学研究所とトヨタ自動車が包括的な連携に合意して生まれた研究組織です。
両者はまったく異なる目的と沿革と文化伝統をもつ対照的な組織であり、それぞれまったく異なる形で日本の社会に貢献してきました。この二つの組織が共通の目的のために連携し、それぞれの組織の強みを発揮しつつ力強い協力関係を打ち立て、それを通して新しい研究開発のスタイルを生み出すことができれば、我が国の科学技術にとっても大変意味のあることです。
当センターは当面 ①ニューロドライビング ②ニューロロボテイックス 二つの研究領域にかかわる研究を行います。研究を担うのは下に表示された連携ユニットです。連携ユニットは和光キャンパスと名古屋の二つの地区におかれています。各研究ユニットは、専任の研究と理研脳研およびトヨタから出向の研究員からなり、両者の緊密な協力関係が保持されるような仕組みとなっています。
成熟したレベルに達した脳科学と我が国のすぐれたもの作りの技術が協力して生み出す未来技術に期待していただきたいです。
理研CBS-トヨタ連携センター (BTCC) 連携ユニット
- 計算論的集団力学連携ユニット (豊川 航, Ph.D.)
- 個体間脳ダイナミクス連携ユニット (小池 耕彦, Ph.D.)
- 社会的認知行動連携ユニット (國吉 康夫, Ph.D.)
- 戦略連携ユニット (國吉 康夫, Ph.D.)
メンバーリスト
主宰者
- 國吉 康夫
- 連携センター長
メンバー
- 前田 香織
- アシスタント