2024年10月29日:理研CBS・東京大WPI-IRCN・帝京大ACRO脳神経科学アライアンス設立シンポジウム 「挑めアスリート脳の宇宙に 認知神経科学による新たな挑戦」が開催されました
2024年11月12日
このたび、理化学研究所、東京大学、帝京大学の3機関の包括的な教育・研究連携を推進するために、それぞれの機関から理化学研究所脳神経科学研究センター(理研CBS)、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)、帝京大学先端総合研究機構(ACRO)の3者が協力し、脳神経科学アライアンス(Alliance for Brain Science)を立ち上げることになりました。
その連携の第一歩として、2024年10月29日(火)に、東京大学福武ホールにて設立シンポジウム 「挑めアスリート脳の宇宙に 認知神経科学による新たな挑戦」が共催にて開催されました。
実施概要
日時/2024年10月29日(火) 13:00-17:20
会場/東京大学福武ホール
共催/理化学研究所脳神経科学研究センター(理研CBS)
東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)
帝京大学先端総合研究機構(ACRO)
後援/日本ゴルフ協会
第一部では初めに東京大学 齊藤延人理事・副学長、帝京大学 冲永寛子常務理事、理化学研究所 宮園浩平理事より「脳神経科学アライアンス設立によせて」として開会のあいさつがあり、続いて理化学研究所脳神経科学研究センター(理研CBS) 影山龍一郎センター長、帝京大学先端総合研究機構(ACRO) 浅島誠機構長、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN) ヘンシュ貴雄機構長により脳神経科学アライアンス覚書調印が行われました。
その後脳の謎に挑む3つの研究機関の科学者が、それぞれの専門分野によるアプローチで脳の仕組みやイップスが起きるメカニズムを探るとして、講演を行いました。理研CBSからは柴田和久チームリーダーが登壇し、「獲得した技能の保持・発展を支える脳の仕組み」について講演しました。
第二部ではイップス経験者であるプロゴルファーと研究者の対談に加え、「全国大学ラグビー選手権」においてチームを9連覇に導いた帝京大学スポーツ局長 岩出雅之氏による特別講演が行われ、シンポジウムは盛況のうちに閉会となりました。
ご参加のみなさま、登壇者のみなさま、ならびに日本ゴルフ協会のみなさまには厚くお礼申し上げます。
今後も、理化学研究所、東京大学、帝京大学の包括的な連携体制の下で様々な事業を展開していきます。みなさまぜひご期待ください。