夏休み小学生ワークショップ「においの研究者になろう!〜においを、自分の鼻と線虫で調べる〜」を開催しました
2024年8月23日
第36回愛媛新聞小学生読書感想文コンクールの課題図書に、理化学研究所 脳神経科学研究センターが監修した「脳のふしぎをときあかす!ブレインワールド探検ブック」(文研出版)が選ばれ、武石明佳 理研白眉研究チームリーダーによる小学生を対象としたワークショップ「においの研究者になろう!~においを、自分の鼻と線虫で調べる~」を愛媛新聞社で実施しました。
実施概要
日時/2024年7月28日(日)
①午前の部10時30分~正午
②午後の部14時00分~15時30分
会場/愛媛新聞社1階ホール(松山市大手町1-12-1)
講師/武石明佳 理研白眉研究チームリーダー
参加料/無料
参加者/各部小学4~6年生 約20人
主催/愛媛新聞社
協力/理化学研究所 脳神経科学研究センター
暑い中、やや緊張した面持ちで集まった参加者のみなさん。最初に嗅覚の不思議について講師の武石チームリーダーからお話があり、その後、白衣を着て子ども研究員に変身!表情が急に和らいで、初めて会ったお友達と協力して実験が始まりました。
子ども研究員に課せられたミッションは二つです。
一つは線虫の観察。普通の線虫とにおいが分からなくなった線虫が、それぞれどのような動きをするのか?ペトリ皿の中の線虫を観察します。
もう一つは自分の鼻を使う実験です。小瓶の中に入っているにおいを、自分の鼻を使ってどんなにおいなのか?調べます。
二種類の線虫が全く違う動きをしている様子に驚いたり、良い香りや臭いにおいをどう表現すればよいのか迷ったり、みなさん立派な研究員として頑張っていました!汗臭いにおいとバニラの香りを合わせると……なんと、みなさんが大好きなお菓子の香りになるのにはビックリ!
参加者のみなさんが楽しそうに実験に取り組んでいる様子を見て、講師の武石チームリーダーをはじめ、実験補助としてお手伝いさせていただいたCBSメンバー全員、充実した時間を過ごすことができました。
保護者の方々、そしてワークショップを主催して下さった愛媛新聞社やその他の関係者の皆様には大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。
「においの不思議 児童実験で迫る」 2024年7月29日付愛媛新聞
(掲載許可番号:d20240819-04)