世界脳週間2021 - 夏休み高校生理科教室 脳の不思議に迫る
理研CBSでは高校生を対象としたイベントを下記のように開催します。
夏休みの一日、最先端の脳科学に触れて楽しいひと時を過ごしませんか?
2021年8月6日:本日は参加ありがとうございました!参加された方はアンケートにご協力ください。
日時
2021年8月6日(金)14:00~ オンラインQ&Aセッション
対象
高校生の方 先着約30名(事前登録制)
講演
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認知神経科学への招待 〜リアルとはなんだろうか〜
柴田 和久 人間認知・学習研究チーム チームリーダー
ボストン大学研究員、ブラウン大学リサーチアシスタントプロフェッサー、名古屋大学准教授、量子科学技術研究開発機構主幹研究員を経たのち、理化学研究所 脳神経科学研究センターにて人間認知・学習研究チームを率いる。
真夜中の脳科学 第二回 My Favorite Things♪-脳の可能性を見いだし次世代の人間観をつくる
私たちが普段見ているものは「リアル」でしょうか?
あなたと私の「リアル」は同じでしょうか?
認知神経科学の知見をもとに考えると、見る・聞くといった感覚は、脳における情報処理の結果であるということになります。
従って、脳の情報処理次第で、「ないはずのものが見える」「あるはずのものが見えない」ということが起こりえるのです。
そして私たちの脳はみな一人ひとり異なります。同じものを目の前にしても、お互いまったく違うものを見ている、ということもありえます。
本講義では、私たち一人ひとりがそれぞれの「リアル」を生きていることを体験していただきます。
オンライン講演
登録者の方にビデオのリンクをお送りいたします。ぜひお申し込みください!
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C.エレガンスを用いたエレガントな脳神経科学
武石 明佳 多感覚統合神経回路理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー
理化学研究所 脳神経科学研究センターにて多感覚統合神経回路理研白眉研究チームを率いる。
兵庫県出身。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了後(薬学博士)、米国ブランダイス大学で研究を7年行う。帰国後、理研が2017年にスタートさせた優れた若手研究者をチームリーダーとして迎える理研白眉研究チームのチームリーダーとなる。趣味はフルート。3児の母。
私たちは触覚や味覚、聴覚など五感を使って外部の環境を感知しますが、これら複数の情報は脳の中でどのように統合されているのでしょうか。
C.エレガンス(線虫)という体長1mm程の小さな生き物の脳には302個の神経細胞があり、そのシンプルな細胞群でヒトと同じように環境を感知したり、過去の経験に基づいて行動を選択しています。我々ヒトの脳は約1000億個以上の神経細胞があり、より多くの細胞や分子が関与する複雑な仕組みです。比較的単純な神経回路を持つ小さなC.エレガンスを用いて、生き物が複数の情報を処理し行動を決定する仕組みを解明する研究を紹介します。
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オンライン講演
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wbaw21[at]ml.riken.jp ([at]は@に置き換えてください)